mpio「ML100-2GB」簡易レビュー。
主観入りまくりなので、参考程度に捉えて下さいな。
パッケージ外観。シンプルで良いね。 実は二重構造。意味無くないか?
| | | |
同梱品一覧。
・USBケーブル
・ネックストラップ
・イヤホン
・アルカリ単4電池
・CD-ROM 【マニュアル、Win98用ドライバ、サンプルソング、Media Converter (MG100用)】
・マニュアル
多言語対応マニュアルはラノベを超えるボリューム!
本体正面。フィルム付き。 左側面はイヤホン、HOLDスイッチ、ストラップ穴。 右側面は電池カバー、USB端子。 電池カバーとUSB端子カバーを外した状態。
| | | | | | | |
このUSB端子カバーは根元がT字ストッパー(洋服の値段タグみたいな)になっていて、ちょっと引っ掛けるだけでポロッと外れるのでイマイチ頼りない感じ。
凹みの大きさとピッタシなので、磨耗したら最後。このスリル感がたまらない。
日本語表示。文字サイズ大きいからすぐスクロールするんよ。
接続後はマイコンピュータの”その他”に「MPIO ML100」が追加。
中身を覗くと「Music Player」フォルダが。
曲の転送は、このフォルダ内に曲データの入ったフォルダや曲ファイルをドラッグ&ドロップでOK。
転送速度はUSB2.0なのにえらい遅く、1GB(約250曲)を転送するのに30分を要しました。
どうやら1MB/secも出ていない様子。これはかなりヤバイね。
なお、「Music Player」フォルダ内の曲ファイルを、同じく「Music Player」フォルダ内にある別フォルダへ移動しようとすると、進捗ゲージ完了手前で止まり、応答無し状態に陥ります。バグっぽい。
一方、PCへの転送は特に問題無し。この辺はUSBメモリ感覚。
[追記]
接続時にディスプレイを覗くと「MTPモード」と表示されており、このモードだと上記のように”その他”にML100のアイコンが現れるのですが、スティックを一度押す事により「MSCモード」に変わります。
MSCモードにすると、USBメモリと同等の扱いが可能に。
MTPモードでは見れなかった「RECORD」「SAMPLE」フォルダも出現。
「RECORD」は音声録音したファイルが、「SAMPLE」にはサンプルミュージック2種(mp3 / WMA)が格納されています。
ちなみにMSCモードなら、先に述べたファイル移動のバグは発生しません。
あと、転送速度は相変わらず1MB/sec以下でした。
使用感
●環境
・イヤホン : 【Panasonic】 RP-HJE50
・バッテリー : 【SANYO】 eneloop
・容量 / 曲数 : 1GB / 約250曲
HJE50、購入時はシャリついた音だったけど、エージングが進むとどんなジャンルの曲でもソツなくこなせる万能タイプに化けた。
以前使っていたオーディオテクニカのATH-CK5は、プチ改造しても低域弱くてダメね。あと白は汚れが凄い目立つ。萎え萎えだ。
●本体
・全体的にプラスチック感全開で安っぽい
・個体差だろうけど、接着剤がハミ出ていたりして工作精度はあまり良くない
・再生ボタンが実に押しづらく、ポケットに入れて操作するのは至難
・USB端子カバーがヘナちょこ
●操作面
・起動するには再生ボタンを1秒ほど長押し、電源OFF時は3秒ほど
・起動時間は約11~14秒付近
・バックライト消灯時は、どのボタンを押してもバックライト点灯となる
・ディスプレイの視認性は高い
・日本語フォントの文字サイズが大きすぎてバランスが悪い
・メニュー画面で8秒ほど放置すると、曲再生画面に戻る
・自動電源OFFは、メニュー設定で「3 / 7 / 10 / 15 / 30分 / 常時」のいずれかから選択
・曲切り替え時間は、通常モードで1秒弱、ランダム再生モードでは3~5秒掛かる
・早送り時は曲プレビューあり、巻き戻し時は無し
自動OFF時間設定の間隔があまりに開き過ぎているので、自分で適宜消すスタイルがこの機種の常かと。
ランダム再生モード時の曲切り替え時間は、曲データの保存位置によってまちまち。
起動時間といい、あんまし良いメモリを使ってないなコレ。
[追記]
起動時に表示される起動ロゴやシステム情報といった表示を、スティックを操作する事によってスキップでき、2~3秒ほどの短縮が可能。
●音質面 (聴覚には個人差がある上に、そこまでこだわりを持たない人間なので感想はテキトーです)
・デフォルトの状態では低音寄りのややこもった音
・用意されているイコライザは「ノーマル / ポップ / ロック / ジャズ / クラシック / ボーカル / ベース / ユーザーEQ」
・ユーザーEQは、低域~高域の5箇所のみ調整が行なえる
・ホワイトノイズ載りまくり
・音声録音品質は、最高品質にすれば音割れもせずなかなか良好
ユーザーEQで「-2 / -2 / -1 / +2 / +4」と設定したら、以前使用していたYP-T6Zの音質に近づいたような印象を受けました。
音質自体はそれ程悪くは無いというか、予想よりも良くて感心。
ただその反面、ホワイトノイズがかなり厳しい。
常に一定以上の音量が流れる曲をかけているならともかく、途中で急に静かになる曲や、演奏終了時のフェードアウト部分になると気になります。
外で聴く分には気にならないんですが、精神衛生上好ましくないですね。
[追記]
音声録音についてですが、「音声録音音質:高 / 音声増幅機能:高」という設定時のファイル情報は以下のとおり。
・・・と、ファーストインプレッションを箇条書きにしてみました。
全体的に造りが甘いというか、やはり値段相応という印象。
まぁ2GBで8,980円なので、多少のマイナス面は仕方ないと割り切ればお得だとは思います。
しばらくすればファームウェアのリリースによって改良される可能性があるので、そこに期待。
けど、自分はダメ、この仕様は耐えられない!
売却して、また別のプレーヤーを模索する事にします(´・ω・`)
PR